はじめに

今日、5年雇ってきたアシスタントを解雇した。

いろんな理由での結果なのだが、お互いにすこし疲れたというのが一番の理由なのだろう。
発展的解消に成るよう努めよう。でも、長い間ほんとに有り難う。

で、日記を始めることにしました。唐突だ。これが何かのエポックになるとも思わないのですが、すこし環境を変えてみることに積極的になってみます。
タイトルの"searching~"は某英国バンドの曲タイトルから頂くことにしました。理由は何故か今日はその曲がフッと来た。10代の多感な頃聴いたその周辺の音楽に、今更生きながらにして葬られている事を最近痛感する。


そういえば。
soft machineのベース奏者だったhugh hopperが亡くなった。
在英国の友人ともメールで話したのですが、彼は15歳の時初めてソフツの2ndでhughのプレイを聴いたそうで、実は僕も偶然に初聴は同じく齢15。
何故か米国probeの盤をくれた大人の人が居ました。記憶が曖昧なのですが「こういうのを聴いたほうがいいのだ」とかなんとかで、無理矢理渡された。

今思えばそういう大人は結構居た。ジミヘンを聴かないと駄目だとか(笑。軟弱で頭でっかちな音楽ばかり嗜好してると見えたのだろう。 
それは当たってるな。有り難いですね。素敵なおせっかいだな。


で、その不思議な大人からもらったセカンドは、今思えば諸星大二郎の漫画の様なジャケットであまり食指は動かなかったんだろう、きちんと聴かなかったんだな。当時は。
その1曲目を昨晩聴き直しまして、有機的とも言えるソリッドなベースラインに思いを馳せていた次第です。


volume2、一番好きなソフツのレコードです。安らかに、mr. hopper。