ピアノレーベル

Tony Sinden 「 Functional Action Parts 2 & 3」 Label:Piano/Piano 002/Released:1980


78〜79年、ロンドンのThe Hayward Galleryに行われた「Functional Action」という映像インスタレーションの音楽の断片の記録。ギターを使ったTony Sinden とGilbert Patrickの2人によるミニマル・ミュージックをオーバーダブ無しでDavid Cunninghamが録音。Experimental musicと括るには心地よすぎる。びろーん。

主催のpianoレーベルの001番は、主催するDavid Cunninghamの「grey scale」。エラーシステムというコンセプトはpunkの或る一面をも体現している。そういう時代。

フライング・リザーズの"money"と"summertime blues"の衝撃は深い。パンクとファインアートを繋ぐミッシングリンクとかなんとか。


ひと月くらい前に、2much crewの演奏を観た時、"summertime blues"をやっていて、その質感はhiphopでもスカムでもエディコクランでもブルーチアーでもなく、フライング・リザーズだった。
結構歳くったメインMCに怨念めいたものを感じて、三つ子の魂なんとかで、共感というより、あー、根は深いなと思いました。