always look on the bright side of life

ああ、寝不足ながらも楽しい一ヶ月間だった。夜毎、国際カードを観るシヤワセ。
8月には新体制が動くとの事なので、次はまことしやかに言われているビエルサジャパンなのか、ペケルマンジャパン(マジで!?)、それともJの外国人監督?
GKは世代交代が出来た訳なので、とりあえず次のCB探しからしっかりやるべきなんだろう。中盤は本田、柏木あたりを中心に。今回大会に帯同したサブの4人は何にも替えられない経験をしたはず。(槙野が帯同拒否したのにはがっかりしたけど。)ドイツで香川が揉まれて強く成って、それで1.5列目で観れればいいなあ。

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今大会、個人的に最も印象深かった選手、ドイツの8番、メスト・エジル
剛のドイツにおける異質な柔のレフティ



全く無駄の無いプレーの質と謎の柔らかさは、両親がトルコ移民という出自を知って余計に興味が湧いた。ドイツ代表を選んだ時は相当なバッシングもあったらしい。クローゼにピタリとあわせるクロスは静かなる天才という感じで痺れる。イニエスタもメッシも素晴らしいけど、エジルはなんかグッとくるんだよな。。。

実は大会中にタランティーノの「イングロリアス・バスターズ」を観た。ドイツ人はもうなるべく触れられたくないナチスについてのあまりのタラちゃん解釈の(実は最高傑作だと思うけど)妄想暴走作品に戦慄を覚える中、ドイツチームの格下には淡々と完膚なきまで潰すかの様な点の取り方をいつもゾっとしながら観るのだが、エジル独りだけ、体温の違うエレガントなサッカーをしていた。それを過剰にロマンチックに観る事は多分、サッカーの世界では赦されるはずだ。

今朝のスペインの優勝に、カタルーニャ州旗とスペイン国旗が混じって振られるとか聞くと、こういうベタな祭典がもたらす邂逅の場面を見る為にサッカーを観てるといっても間違いではない。
と言う事で、スペイン以外の全ての国にこの唄を捧げる。また4年後。

from Monty Python's Life of Brian "always look on the bright side of life"