Emotional Rescue

夏休み前でいろんな案件が前倒し気味で落ち着かない。まとまった休みが取れることより、そのせいでバタバタするのが嫌だ。大抵長い休みの前はこんな気分。休み開けの初日はブルーになるし。損な性分。

        • -

ポストを見たらアマゾンからCDが届いていた。突発的に夜中にポチっとしてしまった2枚のストーンズのリマスター盤。

Emotional Rescue [Original recording remastered] [Import] [from US]
Some Girls [Original recording remastered] [Import] [from US]


ブラックアンドブルーまではUK盤のマトリクスとかいつも気にしているのに、それ以降は全くノーチェックだった事に一昨日の夜中フト気づいた。

        • -

ストーンズについて自分なんかが今更書き綴った所で門外漢なのも分かっている。でもMONOの面白さが分かってから、彼等には沢山の発見やら、目から鱗だったりが多い。初期のルースターズの面白さも今頃気がつきました。今頃(笑。
ブライアン・ジョーンズが器用に楽器をこなす初期のストーンズ。作曲のクレジットにブライアンの名前は無いのが興味深い。フルート、ダルシマーシタール、アンダー・マイ・サムのイントロがブライアンのマリンバだと気にして聴くと、すごくいい。彼等の"carol"なんて最高の演奏だし、そこからバンドの名前を貰ったりするのもすごく格好いい事だと今は思う。

抽象的な話、その時代通りに音の質感や空気感を記録しているストーンズがEmotional Rescueでちょっと変わる。機材のターニングポイントが絶対的な質感の差を醸し出すのは承知の上だが、78年と80年のリリース、この2年間ですごく違う。Some Girlsはまだイナタイ。

でも"Emotional Rescue"という曲は当時AMラジオで聴いてた印象の数倍、モダンな楽曲だった。面白いな。いつかキース・リチャーズが絶対的に格好良いと思える日が俺にもやってくるのかも、そのうち。