雑記「DRIVE TO 2010」10.9


金木犀の匂いが東京中に漂っていて、いまの季節が一番好きだ。朝から代々木公園に我家の黒犬を連れて行く。
草の上を駆ける事があんまり都心では出来ないので大喜びで跳ね回る。

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夜は新宿ロフトに「DRIVE TO 2010」。
昔からスターリンがいまいちよく分からないので、それはやっぱり予想通りでした。
やや遅れて会場に入るととうめいロボが終わる所だった。二の腕が綺麗だった。一曲じゃ分からないけど、jojo社長が好きなのはよく分かる。

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次に観たのはMMZ。オシリペンペンズのキララがギターでコンチのシノヤンがドラム。キララのギターはペンペンズより王道なno wave風の演奏で、やっぱりただもんじゃないと思ったです。シノヤンのドラムが良かった。今回SSで観たかったな。slip head buttも最高でした。voの人の淫力魔人ぶりが素敵だった。

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非常階段と原爆はやっぱり、んー、なんだろう、様式美の素晴らしさと退屈さといったら怒られるか。ひとまとめにするものでは無いが、初日のコクシネルとは同じ時間の歴史があっても、何か違うものの気がします。すこし前に観たリザードにも同じような同窓会的な匂いを感じて自戒の意味も込めて、惨いものだなあと思った。長くやることが素晴らしいというレトリックに刷り変わってはいけない。まず初めにスリルありきじゃなかったか。非常階段の大円団的なものを観て、あれ、こういうことだったっけと思った。(何をエラそうに。すみません)。
スターリンがもし、シンタロー、タム、乾ジュンの演奏のみのトリオのバンドだったらどんなに素晴らしいかと思った事もある。そういうことでは無いのは分かっていても希代のトリックスターを楽しむ術が分からなかったし、やっぱりそれは昨晩も分からなかった。臓物投げが始まったので、サッカーの結果の方が気になって、ロフトを後にした。