ブライトン・ロック

ラジオを聴いていたら、今日はフレディ・マーキュリーの命日らしく、シアー・ハート・アタックなぞ引っ張りだして聴く。一番好きなqueenのレコードなので数枚我家にある。中学生の時に買った国内盤、UK EMIのマト3、最近再発の180g盤。ブライトン・ロックのイントロのサーカスみたいなSEは何故かUSサイケのユーフォリアのレコードで聴く事が出来る。時系列が分からないのでどちらがどうなのか、謎だ。ロイ・トーマス・ベイカーのプロデュース。ロイ・トーマス・ベイカーと口にしてみると懐かしさでウットリとなる。ジャック・ダグラスと口にしてもウットリとする。70年代に多感な時期を過ごしたからだ。これがもうすこし早く生まれていたらサイモン・ネピア・ベルとかでウットリするのだろう。えーとなんだっけ、シアー・ハート・アタックだ。兎に角、素晴らしい。
そういえば中学時代、特に仲も良くなかった奴がグレコブライアン・メイ・モデルというギターを買ったので友人数人と見にいった。いけ好かない奴だったので結局触らせてはくれなかったな。その一緒に行った友人は後にこれまたグレコの、ジェフ・ベック・モデルという無駄にスイッチの多い白いストラトを買った。ダサイなあと思った。自分はYAMAHAの一番安い4万円くらいのプレジション・ベースを買ってもらった。ネックが太くて死ぬ程弾きにくかった。ブリッジに近い所をピックで弾くとジャン・ジャック・バーネルみたいな音がする!と大発見した気分になったりした。
高校生になった僕等はもう少し難解なものを好むようになり、町のレンタルスタジオに入ってcabaret voltaireのド下手なコピーなどやってみたりした。ジェフ・ベック・モデルとキャブスはなんか違うだろうと思ったし、当然ショボショボな演奏に3人共無口になってみたりした。まさにwasted youthとはこの事だ。こういう焦燥感や空回りは十代には必要悪なのか。判らない。

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もうひとつ今日は我家の結婚記念日という事なので、家人がケーキを買って来た。彼女は何処でケーキを買うかを3日くらい前から画策して、結局ジョエル・ロブションのケーキを3つ買ってきた。全部半分ずつ分けて食べた。オランジェなんとかというケーキ(画像オレンジの)はキラーな味だった。モンブランは異常に味が濃い。ケーキやスイーツに懸ける情熱は年相応のおっさん並みなのでなんなのだが、思った事としては、どうせ食べるならケーキはロブションとかの高いとこか、コージー・コーナーの二択だなという事だ。その間ならいらない。結構この理論はいろんな事に当てはまる気がする。


やっぱり3つは多いな。オエップ。

そういえばwilco来日が決まった。今回はチケット争奪なのか?